浅草方面のMusic bar『わくよん』主催。
オープンマイク的なわくよん音楽祭は、去年に続いて2回めとなる。
店での集会は音響問題で警察沙汰になってしまう。それはそれでドキュメンタリーなのだが。
そんなわけで今年もまた防音設備のある蟠龍寺スタジオ『弁天しあた』での開催となった。
それぞれが自称歌い手、ミュージシャン、DJたち。自分の想いをぶつけ合い、青春を振り返り、勝手にパフォーマンスし合うのだ、それを私らが何とか納める役、というべきか。
蟠龍寺スタジオのスタッフ、コペと真理子の安心と信頼の司会、、、、
そして真理子といえば調子はずれのアマチュアが訪れても、どんな酔いどれが乱入しても決してピッチがブレない凛々しさ、コペルニクス一同脱帽。
その上、わがKAFとしては長年の夢だったことを実現した。
それはビートルズの『I Am the Walrus」をモノホンのカラオケで歌うことであって、自分たちが弾くベースやらギタートラックは抜いたが、リンゴスターのドラムやジョージマーティンのキーボードはそのまま。
ということで何と俺はついにリンゴと共演した。彼のドラムは優しく寄り添うように見せかけて、実は否が応でもアンサンブルを強要し最後には魂にズンドコしてくるのだった。
このロックの名曲にトライしてカバーする奴は少ないからやってみる価値がある、はずだ、、、と自分に言い聞かせ、ヨドバシで拡声器を買って臨んだ本番。

マスターの和久さんと向こうにチラと新山。
3人で、ことの他うまく行ったような気がして、映像にしておけば良かったと残念がってたら、クスちゃんがしっかり隠し撮りしていてくれた。しかしKタイのモノラル、、、だがなかなかの出来にチラッと公開したいがそこら中のミスはどうしたものか。
コペちゃんいわく『クスちゃんなら、、、つなぎマジック、ぜったいやってくれる』と。
ならば適当にプレゼントを渡してお願いしてみようか、、、と良からぬ事を考えていたが、クスちゃんの歌ったレアなカバー曲『さようなら世界夫人よ』by 頭脳警察。は録画していなかった、アレレレ。

photo by おひさちゃん
こんな小さな出来事の積み重ねで俺は幸福であった。大の大人がシアワセになれる、わくよんフェス。マスターご夫妻のお人柄に乾杯! 集まったお一人お一人の個性が光っている日でもあった。
次回は来年の6月1日、、、らしい!? たぶん、きっと、おそらく、また良質なロック事件が起きる、であろう。期待しています。