2024年05月30日

蟠龍寺スタジオの分室事情(byコペ)

蟠龍寺スタジオには分室がある。

南から、、、、大分、大阪、埼玉…と。

それぞれの役割をのんびりと活動している。

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Title『井戸端会議編』@宮城


そんな折り、新たに宮城に分室が出来た。

東北の緑豊かな広大な土地(庭)に、普段はめったに使用されない機材が保管されている。


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Title『東北では、蔵のなかにadatが眠ってる』

*レコーディングにおいて絶滅危惧種、ALESISのadat(えーだっと)。

蟠龍寺スタジオのレコーディングはもっぱらコレ。

彼の家にも保管されている。


一時はイナカでの泊まりがけレコーディングの構想もあったが、鳥の声とセミがうるさいとかで別の方向へ進む。

分室長は少々ワケ有りで、東京からこの地に出向いたが、外から見れば優雅そのもの。


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Title『クマガイソウは、きみのハートを捕まえるか?』

*宮城分室の庭を見るとこちらは正真正銘

環境省指定の『絶滅危惧種クマガイソウ』。


逆に本家の蟠龍寺スタジオのフォローをしていただき、コペルニクスも間接的に恩恵を頂いている。


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時代は移り、スタジオや音楽を取り巻く事情が変わって来ているから、全国各地の分室はもしかして時代を支える事になるのだと思う。


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ブラボー宮城!

、、と、言っておく。


Photo by 宮城分室長より(タイトルも)

posted by コペ・ルニ・クスちゃん at 11:37| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月25日

パフォーマーにはならない(byクスちゃん)

最近になって演劇関係の事案が多くなってきたような、、、、。

有楽町駅下車して、国際フォーラムでの『第33回、日本映画批評家大賞・受賞レセプション』に行くことに。

お世話になってる島敏光さんからのご招待ということで今年も女優の那知南さんと、そして新たにロックシンガーで役者もしている田制一義さんにお声掛けして伺うことに。今度お二人と『劇団ヤミツキ』を運営してゆくその前哨戦!


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待ち合わせは会場裏の並木道にあるドーナツ屋さん。なぜか緊張のあまり、1時間前から来ちゃってボーとヒマしてしまった私です、、、。


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上は去年の第32回批評家大賞、1年前の写真、、、、南さんがすでに1時間前に到着してくれてて慌てた。


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今年もロビーで記念撮影させてもらって、混まないうちに前列ご招待席あたりで久しぶりの方々にご挨拶、ご一緒した南さん田制さんお二人もなかなかの鮮やかさで会場で暖かく迎えて頂いた。

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(開演前に島さん、アイドル本條佳花さん、ヒロ吉田P、女優の水島裕子さん)

島さんは批評家大賞の審査委員長ということで無茶苦茶ダンディだったけど、登壇するたびに最後までついにダジャレ1つ言えないウズウズ感がかぶりつきで伝わって来た(^^;)。島さんマジメでいるって辛いよね、おつかれさまでした。翌日のおしゃべりで『選考委員たちからギャグを止められてた』ことが判明。


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南さんはお知り合いの監督さんが客席に居て、記念撮影パチリ!これからのご活躍を祈りつつ。

受賞された皆さんの登壇の中で、クスちゃんが心魅かれたのは何と言っても技術のベテラン芦澤明子さん(撮影賞)。どの現場へ行っても映画製作にこういうかたが本当に欠かせない。そして東出昌大さん(主演男優賞)の『どうやったらこの仕事を続けていけるのか、役者とは何者か、模索中』が心に残る。

一緒に見ていた隣席の田制さんからは「これは磯村勇斗さん(助演男優賞)の『月』(養護施設の事件を扱ってる)を見てみたいなー」とか「ガッキー(新垣結衣さん助演女優賞)大人になったんだねー」とかつぶやきが聞こえたような、、、サスガそれぞれのポスターもしっかりと胸に刻んでらした。

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登壇ではさらに、、、小林薫さん(大賞)、荻上直子さん(監督賞)、木野花さん(水野晴郎賞)、今井大介さん(編集賞)、上田誠さん(脚本賞)、『ほかげ』の塚本晋也監督(作品賞、樹里さん主演の戦争映画で怖かった)など。映画館『八丁座』の女将さん達、ドキュメンタリー賞の皆さん、『窓ぎわのトットちゃん』スタッフや新人監督賞の金子由里奈さんと工藤将亮さん、新人賞のアフロさんと花瀬琴音さんなど一同に。それにしてもこの舞台に南さんや田制さんが登壇されててもいいのになー。

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というものの日本映画批評家大賞は華やかな世界で私の居る音楽業界とはまた別世界。時折演劇界にいるかたから『コッチのお芝居に出ないか』と誘われることがあったカコを思い出したり。

そんな時いつもコペちゃんがマッタをかけた。お稽古で皆さんと混じり合うことが出来ないだろう、、、と。みんなと仲良くが出来ないクスちゃんであったが、元々私自身ムリと思ってたのでホッとした記憶がある。いつも映画や舞台では、音楽担当者として役者さんたちとご一緒してきた。音楽家と演者さんの接点がどこにあるんだろう、いつも気になっている。


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夜も更けて急ぎスタジオへ戻る。劇団ヤミツキで、セリフ言ったりする?とコペちゃん。いやいや、今回もムリでしょう。今度は私め脚本で参加だし、と相成りました。

来年の批評家大賞レセプションの日、劇団ヤミツキはどうなってるのかな。今度は田制さんがドーナツ屋さんの前で、1時間前に居たらいいなぁー。


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posted by コペ・ルニ・クスちゃん at 18:00| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月17日

劇団ヤミツキ準備中(byクスちゃん)

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一昨日は劇団ヤミツキの顔見せとなっていた。

とりあえず音楽的なところから軽くリハった、、、!

演劇界ではお稽古と呼ぶけれど、ワレワレにとってはリハーサル。

と、あくまでミュージシャン、勝手が違うので役者さんたち〜ナッチーとタセイ君と上手くやれるのか、お二人が音楽家とご一緒してくれるのかシンパイは尽きない。


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そんなケネンをよそに、テーマ歌を石川真理子さんが歌ってくれることになって、天使のフルート奏者TOKKOちゃんも来てくれたり。もしかすると想定外の盛り上がりを見せるかも。

もしかしてもしかして本番大成功の景色がチラホラ見えて、、、くる!?

でもまだまだわからない。ずっと準備中かもしれないね。皆さんの応援が頼りです。


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我らコペルニクス3人も役割分担することに。ルニちゃんはギターを弾きセリフもあってちょっぴり役者っぽい。10代のころお芝居に興味があったらしい。

私めクスはひたすら映像、音編集作業、脚本を打込む。

コペが全体のバランスをとってブタ監よろしくアレコレと指示してる。

大丈夫なのか?のつぶやきに、コペちゃんルニちゃんは成功するに決まってると言い張ってる。その根拠はどこにあるんだろう。

何だかドキドキしてきた。わくわくしたいよね。なんたって楽しい感じが少〜ししてきたし、、、。


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左から)ロックボーカリストでもあるタセイ君、
天使のフルートTOKKOちゃん、ただいま団長役のナッチーさん
posted by コペ・ルニ・クスちゃん at 11:58| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月13日

バースディ(byコペ)

5月12日はワレのバースディ。
寺育ちだったから特に祝うこともなく、学生の時代にはやたらパーティなんかがあって、慣れるのに少々年数がかかった。
1950年という計算しやすい年に生まれたので、時代を思い出すのに都合がいい。今年で74才になったが中途半端な年令となり、過ぎ去り通り抜け、、、になるハズだったが。


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ありがたいコトに方々からおめでとうの風が吹いた。多くは懐かし女子からのもので、おかげでスタジオのロビーがにぎやかになった。

中には立派な手作りスペシャルなシャツまで頂けた。赤いタータンチェックがブリティッシュで、謎のドクロが描かれている。

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よくよく聞いてみるとプレゼントの入手は何かのついでだったりするから、妙に気が楽になる。
ひとしきりの盛り上がり、、、

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から静寂が訪れ、夜深くなって東北からのTELコール。どうかお元気で、と、ちょっぴり元気なさげな声。
奴のバースディには静かにTELコールすることにしよう。ワレの誕生日を思い出してくれるとは有難し、、、、!


posted by コペ・ルニ・クスちゃん at 13:47| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月07日

5月5日のセレナーデ(byクスちゃん)

その彼女とはヤマハのコンテスト『POPCON』が華やいでいた頃に出逢った。

一番最初は第10回ポプコンからデビューした『こんがりトースト』のメンバーであった吉田サトシ(このblogのコペちゃん)の紹介だ。

当時、サトシ君は彼女のコンサートやレコーディングなどで鍵盤を弾いていたからだ。アルバムのクレジットは確か『おさかなさん』だった。

世田谷に住む彼女のマンションのドアを開くと、猫のぬいぐるみのような手招きがごあいさつ、、、!

よくは覚えていないけれどすぐに仲良しになれた。一緒にご近所のスーパーに行って食材を買ってクリームシチューを作ってみたけど、しまった私担当ニンジンが固かった。

やっぱりね〜と笑う笑顔が可愛かった。

泊まってけばと言ってもらえて一緒に一晩共にしたけど、ベッドで微動だにしない寝相の良さには脱帽だった。


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彼女のお家の玄関先でパチリ、と彼女が撮影。
後ろはマグリットのポスター

友達の応募で第13回ポプコンに出ることになった時、審査員に彼女がいて心強かった。

その後、私はにっちもさっちもいかないYAMAHAから出たけれど、当時彼女が担当するラジオ番組から生まれた『兵庫仕事歌』アルバム制作、漫画イメージソング『ネコじゃないモン!』で音楽仲間たちとご一緒する機会があった。お互いのリサイタルにゲスト出演したり、横浜球場で彼女のご家族とごひいきのチームを応援したこともあった。

その後、2人とも結婚とかがあって逢う事がなくなり、2人は同い年のまま今の年令に、、、、


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キャニオン主催 Live Together Concert
@虎ノ門ホールで、マンモスくんと3人


そんなある日、元ヤマハ木下純さんのまぶだちから『昔ファンクラブ会報に載っていた彼女の詩に、曲をつけてみませんか』とのアプローチ。それは彼女が高校生の時の作品だそう。第7回5月5日のポプコンにエントリー出場したときの夜のことを綴ったそうだ。つま恋は私も共感する何とも言えない切なさがある約束の場所だった。

でもひさびさだし、今の世の中コンタクトがヤッカイだし、センシティブな問題もたくさんかかえてる。

曲つけていいのかな、気が付いてくれるのかな、と、寄せる想いで曲をつけた。こんがりサトシ君が背中を押してくれて私の弾き語りを録音、さらにコーラスやギターアレンジ等もつけてくれた。そこでイラストをつけてYouTube動画をあげてみることに。



果報は寝て待て?

数十年のブランクも何のその、もしコンタクト出来たら積もる話で盛り上がっちゃうかもよ。

でも、のこちゃんこと谷山浩子さま。そしてののちゃんこと児島由美。

私たち、もう猫の森には帰れないのかもしれませんね、、、。


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posted by コペ・ルニ・クスちゃん at 15:06| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする