石川・田中の視線の先にあるもの、それは、、。
ヤキモノ、とは言っても、東京で食するのと全く味が違う。
とにかくメッチャ旨い。タコもイカも違う。
現地人の酒井美歌子によれば、ヤキモノよりアゲモノ、のほうがよろしいと言う。
言われるまま、生ビールやウーロンハイや焼酎割りと、先に打ち上げとなり想わぬひととき。
しかも石川・田中のピッチの速さに引きづられ、コペさえもお替わり。出張で多少この界隈に詳しいルニも、この展開についてゆけない。ひとしきりハラミタシをしてからいよいよ今回の目的地、通天閣へ。と、道すがらに妙なビリケン像があるハズとツアーでも滅多に来ないところだし、一行の中には40年ぶり大阪のメンバーも、近づくにつれ日立の看板想いは最高潮、廻り来るネオンが夕暮れに映え、キレイすぎるビリケンを撫で回し、通天の真下に辿り着くも見上げた支柱やエレベーター入り口がまるでディズニーランドのごとく美しすぎて僕らを拒む。行き交う人もオシャレなカップル、派手な美老人、パリッとした服の子供が走り回り、気が付けばゴミひとついっさい落ちてなーい!
しかも石川・田中・酒井の女子群がすこぶる美人に見えて来たコペルニクス。あっこれはオカシイぞ、我らの知ってる通天閣じゃな〜い!アタマをかかえるクスちゃんは、子供の頃大阪に住んでいた(お父さんコテコテの関西人)というのに、このショックはなに、、、、!?
結局、誰ひとり『通天閣へ昇ろう』という人は現れず、まっ東京タワーでいいんじゃないか、と言う小声もあり、まま下界で充分楽しみましたしということに。